認定医

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日本の歯科医師法では、専門的な知識や技術を持たずとも歯科医師免許を持っていれば誰でも歯列矯正の治療を行うことができます。そのため、レベルの高い矯正治療を受けるには確かな技術と知識を持つ医師が在籍しているか確認することが大切です。このページでは、歯列矯正を行う上でクリニック選びの判断基準になる「認定医」と「専門医」について紹介しています。

歯列矯正の認定医とは

日本矯正歯科学会認定医とは、大学や専門の矯正歯科研究機関などで5年以上の矯正治療の研鑽を積んだ後、日本全国の矯正歯科医を中心に構成されている「日本矯正歯科学会」で検定を受け、合格したもののみに与えられる資格です。歯に少しずつ力を加えながら歯並びやかみ合わせを整える歯列矯正は、専門的な技術や知識が必要不可欠。顔全体の印象だけでなく歯を長持ちさせることにもつながる重要な治療なので、信頼できる実力をもつ医師の元で治療を受けることが大事です。

認定医の条件

日本矯正歯科学会に認められた認定医になるには、厳しい条件をクリアしなければいけません。

日本の歯科医師法では歯科医師の免許も持っている人であれば、歯科治療に関わるさまざまな分野で自由に診療を行うことができるため、歯列矯正の専門的な知識がなくても治療を施すことが可能です。そのため専門知識や研修を行っていない歯科医の元で歯列矯正を受け、トラブルになっている患者さんも少なくありません。

同じ歯科治療でも症状や状態によって治療法が細分化されているため、一つの分野に絞って治療を行うのは難しいという現状もあり、「認定医」という資格制度が設けられました。

6,400人を超える日本の全国の矯正歯科医を中心に構成された日本矯正歯科学会が認定する「認定医」は、医療歯科の中でも特に取得が難しい資格だと言われています。

歯列矯正治療を行っているとされる歯科医師はおよそ20,000人以上。その中で日本矯正歯科学会に認められた認定医は全体の15%程度である2,965人のみ。

資格保有者が少数である理由として、その条件の厳しさがあげられます。日本矯正歯科学会の認定になるには以下の条件を達成していることが必要です。

  • 歯科医師の免許を保有していること
  • 日本矯正歯科学会の学会会員を5年以上継続すること
  • 指定された専門研修機関において5年以上の歯科研修を修了すること
  • 学会認定の学術誌において矯正歯科に関する論文を発表すること
  • 学会の倫理規定を守ること

認定医になるには、5年以上の歯列矯正治療経験と50症例以上の症例実績、それに関する学術発表を行うなど、歯列矯正の治療に関する基本的な知識と技術を持つことが最低条件となっています。より適切に正しい歯列矯正を受けたいのであれば、日本歯科矯正学会認定医という資格を持つ医師の元で治療を受けるのがベストといえるでしょう。

専門医とは

日本矯正歯科学会では「認定医」の他にも「専門医」という制度を設けています。これは、認定医よりもさらに専門的な知識と豊富な経験をもつ医師にのみ与えられる資格です。

日本矯正歯科学会では歯列矯正における治療技術の水準をさらに向上させることを目的として、2006年に専門医制度を設置。日本国内だけでなく世界のレベルも視野に入れ、歯列矯正に関わる医師の育成と臨床研修をサポートできる高い実力と豊富な症例対応実績を持つ人のみ専門医として認められます。

専門医の資格を取得するには、日本矯正歯科学会で認定医を取得した上で、さらに厳しい条件が課せられます。例えば、学会の定めた課題症例を10種類以上自分で治療を行い、その全ての治療結果で学会の定めた基準よりも良い結果を出すことが求められるなど、より高い技術と専門性が必要になるのです。

日本矯正歯科学会に認められた専門医は、20,000人を超える歯列矯正歯科医の中で、わずか305人しかいません。極めて難易度の高い資格であるため、専門医の資格を持つ医師は国際的にも高く評価されます。

矯正治療するなら認定医か専門医

適切な歯列矯正治療を受けたいのであれば、日本矯正歯科学会の認めた認定医や専門医にお願いするべきです。

日本の法律では、歯列矯正の専門的な知識がなくとも治療を行うことができます。しかし、絶妙な調整や経過を観察しながら臨機応変な対応が必要となる歯列矯正治療では、専門外の医師が治療を行うと大変なことに。「矯正治療をしているのに何年たっても治らない」「かみ合わせが悪化」「歯がぐらつく」「治ったがまた悪くなった」など多くの失敗ケースが報告されています。

レベルの高い歯列矯正治療を受けるには、専門的な知識と豊富な症例実績のある医師のみに与えられる「認定医」や「専門医」の実力が必要不可欠なのです。

歯列矯正を行っているクリニックは約27,000(厚生労働省 医療施設調査より)程度存在しますが、そのすべてのクリニックに認定医や専門医がいるとは限りません。日本矯正歯科学会の公式サイトでは、地域別で資格を持つ歯科医を調べることが可能です。まずは自分の地域にいる認定や専門医を確認すると良いでしょう。

歯列矯正治療で失敗すると、食事が不便になるだけでなく、顔のバランスが崩れたり虫歯が酷くなったりするなど2次災害を及ぼすこともあります。そういったことから、信頼できる歯科医のいるクリニックを選ぶことが大切なのです。

矯正種類の豊富さ
選んだクリニック3

歯並びに対するコンプレックスを解消するには、歯を正しい位置に整える矯正治療を行います。しかし、矯正をするには、虫歯や歯周病のない状態で始めるのが基本。歯の状態をトータル的に見極め、矯正をはじめるには虫歯や歯周病治療にも対応する総合歯科が良いと言います。また、矯正治療といっても装置の種類は様々。ワイヤー矯正(唇側・舌側)やマウスピース矯正、セラミック矯正、インプラント矯正などがあり、歯並びの状態や矯正中の見た目に合わせて提案してもらえます。そこでワイヤー矯正(唇側・舌側)やマウスピース矯正、セラミック矯正、インプラント矯正に対応する、このサイトに掲載の東京の総合歯科をご紹介(2021年9月時点)。

  • 東京駅前しらゆり歯科

    豊富な種類と総合治療で
    あらゆる歯の悩みに対応

    東京駅前しらゆり歯科のHP画像

    おもな種類

    • 表側矯正(目立ちにくい審美装置など)
    • 裏側矯正(フルリンガル・ハーフリンガル)
    • マウスピース矯正(インビザライン)

    特徴

    インプラントや審美歯科、矯正歯科、歯周病治療など、マイクロスコープをはじめとした精密機器を使って質の高い歯科治療を行っています。

    口コミ

    • 出っ歯で悩んでいましたが、想像以上に綺麗になって大満足です!
    • なるべく抜歯しない方向で矯正していただけました!
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  • ソフィア歯列矯正歯科医院

    親子で通える
    アットホームな専門歯科

    ソフィア歯列矯正歯科医院のHP画像

    おもな種類

    • 表側矯正(メタル製のものから目立たないものまで)
    • 舌側矯正
    • マウスピース矯正(インビザライン、クリアライナー)

    特徴

    親子で通う患者さんも多数の地域に愛される矯正専門歯科。昔からあるメタル製の矯正装置や、ブラケット矯正などを行っています。

    口コミ

    • 息子の矯正で通いましたが、無事綺麗にしていただけました。
    • 先生が親身に相談に乗ってくださいました。
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  • 東京国際歯科六本木

    部分矯正や後戻りの
    治療に特化

    東京国際歯科六本木のHP画像

    おもな種類

    • 舌側矯正
    • マウスピース矯正(インビザライン・アソアライナー)

    特徴

    「口の健康管理を行うこと」をモットーとして、予防歯科に重点を置いている歯科医院。昔矯正した後戻りや部分矯正の治療を行っています。

    口コミ

    • ガタガタの歯並びがすっきり綺麗に治りました。
    • 最小限の治療で確実に治していただける先生です。
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