大西清知に矯正治療のアレコレをインタビュー

大西 清知先生

矯正治療を受けられる方はどの様な方が多いですか?

歯並びについて悩んでいる方が多いですね。見た目を気にされていたり、歯並びによって噛み合わせが悪い方が治療に来られます。

 

他にも、歯並びが良くなることで歯の汚れが取れやすくなりますので、必要であれば口の状態を確認し相談した上で矯正治療を行うこともあります。矯正することによって虫歯や歯周病のリスクをグッと抑えられます。

最近では、かぶせやインプラントをいれるために十分なスペースを作るために矯正をすることもありますね。

ありがとうございます。先の治療をスムーズにするために矯正することもあるんですね。どんな方でも矯正治療は受けられるのでしょうか?

まず状態を見せていただき、虫歯と歯周病をお持ちの方はそちらの治療を必ず受けていただきます。無理に矯正をすることによって歯周病や虫歯が悪化する可能性もありますので、矯正とこれらを同時に治療することはありません。

矯正治療を受ける年齢としては、基本的に未就学児からご高齢まで矯正治療を受けていただくことは可能です。ただし、始めるタイミングについては何歳であればOK、というものはなくクリニックによって考え方が異なりますので、受診の際に歯科医師へ確認する様にしてください。

大西 清知先生

矯正の種類はワイヤーやマウスピースなどいくつかありますが、違いについて教えてください。

どちらが良いかはカウンセリングの間に患者さんとお話して決めていくことになりますが、1つ言えるのはワイヤーは着実に治療計画通りに進められる一方で、マウスピースの場合はご自身での管理がとても重要になります。

ワイヤー矯正の場合は1ヶ月ごとの来院時に歯科医師が調整し、ゴムなどの付属装置以外はご本人が取り外すことができないですが、マウスピースの場合は1日3食必ずマウスピースを外して食事と歯磨きをし、1日22時間程度はマウスピースをずっと装着し続ける必要があります。マウスピース矯正の成功は歯科医師の診断も大切ですが、ご本人の努力も大切になってきますね。

一方でマウスピースの方が来院回数が少なくて済んだり、外した状態での歯磨きがしやすかったり、矯正が目立ちにくいというメリットはありますね。

矯正治療を行う上でデメリットはあるのでしょうか?

ワイヤーもマウスピースも、どちらもデメリットとして矯正中は多少なりとも痛みが出てしまいます。また、矯正治療期間中は虫歯や歯周病になるリスクは上がります。

ワイヤーの場合は1ヶ月に1回の調整が必要になったり、食べる物の規制はありませんが、モノが詰まりやすかったり、また歯磨きがしにくいというデメリットはありますね。

矯正治療とは、骨と歯茎の中で歯を移動させるということなので、それだけ歯に負担をかけてしまうことになります。その影響で歯の根っこが短くなってしまったり、歯茎が下がってしまうというリスクももちろんあります。リスクがあることは理解していただいた上で治療を開始された方がいいですね。

大西 清知先生

良い歯科医師の先生を選ぶポイントはどこでしょうか。

まずはWEB上で気になる歯科医院を見つけたら、直接足を運んでみることをお勧めします。歯科医師やクリニックを選ぶ条件は人それぞれだと思います。1つポイントを挙げるとしたら、患者さんの意見をしっかり聞き、対応してくださる先生が良いのではないでしょうか。

事前に患者さん自身がこうなりたいという歯並びの理想の状態を、先生が客観的に分かってくれているかどうかは、治療後にトラブルにならないためのポイントですね。

また矯正治療には必ずリスクが伴います。さらに個々の患者さんによってリスクの程度や度合いも異なりますので、それぞれの患者さんの状態に合わせた説明やカウンセリングをしてくれる先生は信頼できますよね。もし心配な方は複数の歯科医院に相談に行かれて、ご家族などと十分に検討されてから歯科医院を決められたら良いかと思います。

歯の矯正治療は長期に渡って行われると思いますが、治療をスムーズに進めるコツはあるのでしょうか?

全ての歯の矯正ともなると2年以上かかる場合があります。治療を始める前から、医師としっかり治療計画を相談して、無理なく続けられるかどうか確認しましょう。もし矯正期間中に転居することがわかっている場合は、事前に担当医と相談しておくと良いと思います。あと装置の取り扱いに関する注意事項をしっかり守っていただくことも、治療をスムーズに勧めるコツと言えるでしょう。

また治療前にアフターケアについても確認するべきだと思います。矯正治療はどんな方でも必ず後戻りしてしまうリスクがあります。矯正が終わった後も終わったとホッとして治療を中止してしまうのではなく、きれいな歯並びを維持していただくために定期検診を受けたり、後戻り防止の装置をしっかりつけるなどが必要になります。

矯正した後のアフターケアはどれくらいの予算がかかり、どんなことをする必要があるのか?といったことも一緒に担当医へ確認すると良いでしょう。

大西 清知先生

海外赴任などの例でやむなく矯正を途中で中止することは出来るのでしょうか?

先生の考え方にもよると思いますが、矯正中に途中で治療を中断することはオススメできません。歯の矯正治療中は骨の中で歯が動いているため、骨が活性化されている状態です継続が望ましいです。また途中で矯正を止めてしまうと再開時に根っこの吸収が強くなってしまったり、骨が活性しづらくなりますので、基本的には休まずに続けていくことをおすすめします。

数ヶ月ほど海外に行かれる場合は、帰国後に矯正治療を始めるか、マウスピース矯正であれば必要なマウスピースを持参すれば数ヶ月受診しなくても継続が可能な場合がありますので、可能かどうか主治医の先生とご相談ください。

矯正治療終了後のアフターケアについて注意点があれば教えてください。

ご自身の鏡で歯並びを見て後戻りしていないかを確認し、動きが見られた様であれば早めに受診する様にしましょう。

ワイヤー矯正の場合は汚れが詰まりやすくなりますので、日々の口腔ケアが大切です。先の細いブラシや糸楊枝(フロス)などを使ってしっかり歯磨きをしましょう。歯ブラシの選び方がわからない場合は歯科医師に相談する様にしてください。

矯正治療終了後はリテーナー(後戻り防止装置)を毎日使うこと、またこれらが破れてきたり、変形する可能性がありますので、大切に扱いながらアフターケアを続けるようにしてください。

良い歯並びで、健やかにお過ごしいただきたいですね!

ライフ歯科・矯正歯科 矯正医
院長 大西 清知 KIYOTOMO ONISHI

1973年大阪市生まれ、1998年に朝日大学歯学部卒業した後、大阪大学歯学部第二口腔外科に入局。主に顎関節症・顎骨骨髄炎の治療と研究に従事する。2000年、りんくう総合医療センターへ出向して、一般外来や病棟勤務を担当。特にインプラントや顎骨骨折治療等の治療を専門に行う。2002年 京都たけざわ歯科にて 副院長(京都市中京区)となり、『歯を抜かない矯正治療』をモットーに歯列矯正治療やかみ合わせ治療を重点的に行う。2006年、 大阪市心斎橋にてライフデンタルクリニック開院。「歯を抜かない矯正治療」を中心に、小児の歯列矯正治療だけでなく成人への歯列矯正治療にも注力して治療にあたっている。大阪大学歯学部付属病院時代の歯科医師仲間と共同でスタディーグループClub GPを創立。現在も講演会活動や歯科専門誌への執筆、翻訳等を共同で精力的に行っている。

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