インビザラインの枚数

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インビザラインの枚数について

インビザラインはマウスピース型の矯正治療です。マウスピースは1つではなく、何枚も枚数が必要になってきます。インビザラインで必要なマウスピースの枚数について解説していきます。

40~50枚は必要

インビザラインで歯列の矯正を行う場合、どの程度の枚数が必要となってくるのでしょうか。もちろん人によって異なりますが、一般的には40~50枚必要と言われています。但し、これは一般的な話なので、元々の歯並びが良くない人や、奥歯などの動かすのに時間がかかる歯が対象となる場合はより多くの枚数が必要になります。1枚あたり10日間着用するのが一般的なので、400~500日間はインビザラインを着用することになります。歯を動かすのに必要な時間は1年から2年と言われているので、インビザラインの着用日数と合致することになります。枚数は多いように感じますが、作成はステージ毎に行うので、1回に保有するインビザラインの数はそこまで多くありません。決して短い期間ではありませんが、しっかりと着用することで歯列を綺麗に整えることが可能です。

奥歯を動かす場合は枚数が多くなる

前述の通り、奥歯を動かす場合は必要なインビザラインの枚数が多くなります。というのも、奥歯を動かすためには長い期間、力を加える必要があるからです。しかし、枚数が多いとその分ズレてしまう可能性も高くなります。ズレてしまうと、その修正に時間がかかるため、インビザラインの枚数がより多く必要となります。

インビザラインのズレについて

ズレるとどんなことが起こる?

計画通りに歯が動かなくなる

インビザラインは今の歯の形とズレてしまうことがあります。そもそも、インビザラインは歯に力をかけて少しずつ場所を動かしていくためのものなので、現時点での歯並びとは少し形が異なります。そのため、適切な使い方をしないとズレが大きくなり、歯に適合しないという問題が起きてしまうのです。これをアンフィットと呼びます。これにより、歯が違う方向に動いてしまい、修正が必要になることも。ズレは自分では直すことができないので、放置してしまうと計画していた位置とはかなりズレてしまうものです。シミュレーションをしていても、生きている人間の口の中のものなので、完璧に計画通りとはいきません。そのため、アンフィットが起きていると感じた場合は、早い段階で歯科医師に相談することが大切です。

ズレの原因

インビザラインの取り外し回数が多い

どうしてインビザラインと歯にズレが起きてしまうのでしょうか。いくつか原因は挙げられますが、まずはインビザラインの取り外し回数が多いというのが1つの原因です。インビザラインの取り外しは自分でもできるようになっており、食事の際や歯磨きの際は取り外した状態で行うことが推奨されています。しかしながら、取り外しを何度も行うと、プラスチックでできているインビザライン自体がだんだんと変形し、徐々に歯に合わなくなっていきます。ぴったりと適合するのが正しいインビザラインの使い方なので、力をかけずに取り外すのは難しいですが、過度に力をかけないように外すことがズレを防止するためにも大切です。

使用時間が短い

インビザラインがズレてしまう根本的な原因の1つに使用時間が短いというのがあります。インビザラインは1つで10日程度使います。1つのインビザラインをしっかりと付けていないと歯が予定通りに動きません。その状態で次のインビザラインを使い始めても、そもそもズレてしまっているため、期待通りの効果は得られません。しっかりと決められた時間を守って使い続ける必要があります。

歯の形に合っていない

人間の性格が1人1人違うように歯の形も人それぞれです。マウスピースがしっかりと合致しやすい歯の形をしている人もいれば、マウスピースが合わない歯の形をしている人もいます。しっかりとインビザラインを装着していても、どこかに隙間が生まれてしまい、それがズレの原因となることもあります。

移動範囲が大きい

歯列を矯正するために歯を大きく動かす必要がある人もいます。歯の移動範囲が大きいと、小さい人と比べるとどうしてもズレが生まれやすくなります。インビザラインを使用する期間も相対的に大きくなるため、必要なインビザラインの数も多く、ズレが生じます。

クリンチェックについて

クリンチェックとは?

インビザラインを製作する際、最終的なゴールとなる綺麗な歯並びを作るために、どの程度の期間、どの程度歯を動かすためにどのような力が必要なのを計算し、シミュレーションを行うことになります。このシミュレーションソフトはクリンチェックと呼ばれ、インビザラインを製作する上で欠かせない存在です。

クリンチェックの重要性

クリンチェックがあることで、最終的なゴールを患者と共有することができるのは大きなメリットです。患者の望まない歯並びとなってしまっては、目的を果たすことはできません。治療開始前の時点で、しっかりと最終的な歯並びを確認しましょう。また、クリンチェックで行うシミュレーションでは、過程も確認できます。治療途中で、今どの程度の位置にあるのか、計画通り歯が動いているのかをチェックしながら進めることができます。当然、ズレが生じた場合にはどの方向に修正する必要があるのかについてもクリンチェックで確認できるため、非常に役立ちます。クリンチェックを使いこなすことで、正確なインビザラインの製作と着実な歯列矯正が可能となります。

矯正種類の豊富さ
選んだクリニック3

歯並びに対するコンプレックスを解消するには、歯を正しい位置に整える矯正治療を行います。しかし、矯正をするには、虫歯や歯周病のない状態で始めるのが基本。歯の状態をトータル的に見極め、矯正をはじめるには虫歯や歯周病治療にも対応する総合歯科が良いと言います。また、矯正治療といっても装置の種類は様々。ワイヤー矯正(唇側・舌側)やマウスピース矯正、セラミック矯正、インプラント矯正などがあり、歯並びの状態や矯正中の見た目に合わせて提案してもらえます。そこでワイヤー矯正(唇側・舌側)やマウスピース矯正、セラミック矯正、インプラント矯正に対応する、このサイトに掲載の東京の総合歯科をご紹介(2021年9月時点)。

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